概要

　今回は、独占禁止法との抵触を理由に特許権の権利行使が権利濫用に該当するとした原審の判断を知財高裁が覆した事例について取り上げます。特許法と独占禁止法とはトレードオフの関係にあり、特許権の権利行使が独占禁止法が規制する競争者の取引を「不当に妨害する」行為に該当する場合には、独占禁止法違反を理由に権利濫用と判断される場合があります。

　そこで、第６回IP Webinarでは、特許権の権利行使と独占禁止法が規制する競争者の取引を「不当に妨害する」行為との関係についての判断を示した知財高裁令和４年３月２９日判決（令和２年（ネ）第１００５７号）を取り上げ、解説致します。

●講師：

　弁護士法人　第一法律事務所

　弁護士　村上　光太郎

　https://www.daiichi-law.jp/lawyers/detail.php?pkId=34

　弁理士法人　深見特許事務所

　国際特許部　上席　弁理士　赤木　信行

　https://www.fukamipat.gr.jp/patent_attorney/nobuyuki-akagi/

　コーディネーター：

　弁理士法人　深見特許事務所

　国際特許部　副部長（機械第２部　副部長　兼任）　弁理士　高橋　智洋

●タイムテーブル：

　Zoomへの入室受付開始　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 15：15

　開会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 15：30

　講演「裁判所のクレーム解釈と特許権侵害回避の困難性（仮）」　深見特許事務所　赤木弁理士

　講演「再生品に対する特許権行使と独占禁止法」　第一法律事務所　村上弁護士

　質疑応答　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 16：45

　総括　第一法律事務所　鎌田弁護士／深見特許事務所　佐々木弁理士　　　　　　　　　　　　　 16：55

　閉会

申込み方法

≪お申込み方法≫

下記いずれかの方法でお申し込みください。

　（１）Webでのお申込み

　　　　こちらのリンクからお願い致します。⇒　https://www.fukamipat.gr.jp/20240418-web-seminar/

　（２）電子メールでのお申込み

　　　　以下の必要事項をご記載の上、events@fukamipat.gr.jp（事務局 中上）までお送り頂きますよう、お願い申し上げます。

　　　　 ・貴社名

　　　　 ・ご芳名

　　　　 ・部署名/ご役職

　　　　 ・E-mailアドレス

　　　　 ・お電話番号

　　　　 ・セミナーを知ったきっかけ（第一法律事務所／深見特許事務所）

　　　　 ・ご質問等

申込み締切：2024年4月12日（金）

お問い合わせ先

弁理士法人　深見特許事務所　事務局　中上　晴菜

E-mail: events@fukamipat.gr.jp／TEL 06-4707-2021

講師

• 

  弁護士

  村上　光太郎

  Kotaro Murakami