外部セミナー
法律懇話会「ハラスメント対応実務 ~ハラスメントに関する裁判例の動向と内部通報窓口・ハラスメント相談窓口の周知及び対応に関する他社事例~」
概要
近年、ハラスメントに関する事案が急増しており、法的にも2020年改正労働施策総合推進法(いわゆるパワハラ防止法)が施行され、企業においても、労働者においても、ハラスメントに関する感度が高まっている。
しかしながら、ハラスメントとの誹りを受ける言動につき、依然として管理職の認識が鈍磨している風土を有する企業は少なくない。
また、内部通報窓口やハラスメント相談窓口が形骸化、あるいは従業員に浸透していない、信頼されていない企業も多い一方で、窓口対応の従業員が対応について十分な知識やスキルがなく、かえって事案をこじらせてしまう、あるいは担当者が疲弊してしまうといった新たな課題が出現している。
本講演では、改めてハラスメントに関する近時の裁判例を踏まえつつ、ハラスメントの法的な基礎及び裁判例の動向を整理し、ハラスメントに対して法的に企業が講ずべき措置を踏まえ、既に多くの会社で設置されている内部通報窓口やハラスメント相談窓口の周知、対応の他社事例を紹介し、より内部通報窓議地やハラスメント窓口の実効性を高められるよう解説する。