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【オンデマンド併用開催】経営トップセミナー「コーポレート・ガバナンスへの取組みと経営トップの視点-変革の要請への対応と成長戦略につながる取組みの採否-」
- 開催日時
2024年8月28日(水)13:00~16:00
途中1回休憩をお取りします。
- 主催団体
一般財団法人 産業経理協会
- 会場
産業経理協会 4階会議室
(会場での定員14名)住所:東京都千代田区神田淡路町1-15-6
>>>地図はこちらをご参照ください
電話:03‐3253‐0361
本セミナーはオンデマンド配信(視聴期間9月3日~9月24日)でのご参加も可能でございます。
- 講師
- 弁護士 村中 徹
- 受講料
リアル参加、オンデマンド参加ともに以下の金額となります。
28,600円(税込)(非賛助会員1名につき)
25,300円(税込)(当協会普通賛助会員1名につき)
24,750円(税込)(当協会正賛助会員1名につき)
23,650円(税込)(当協会特別賛助会員1名につき)
概要
上場会社及びそのグループ会社にとって、コーポレート・ガバナンスを巡る議論等への対応は、会社法や金融商品取引法等の法令の遵守に止まらず、多岐に亘る課題、論点が山積しており、これらの課題等への取組みは、ガバナンスを巡る規律等の意義や背景について、経営トップ自ら適切に把握し、要所を抑えて主体的に経営判断をすることが極めて重要です。
本セミナーでは、近時のコーポレート・ガバナンスを巡る議論を概観し、併せて、経営トップとして把握すべき、経営に活かすべき実務取組みについて、平易に解説することを主眼とします。また、役員責任の追及事例を念頭に、リスクマネジメントの観点から留意すべき視点についても整理します。
企業の経営トップ層の方々にとって、実務上の指針と対応課題を確認し、経営上の着眼点を整理するための格好の機会であり、奮ってご参加賜りますようご案内申し上げます。
第1 コーポレート・ガバナンスの議論は多義的であること
1 コーポレート・ガバナンスを巡る近時の議論
(1)アベノミクスの下での経済戦略とSSコード、CGコードの制・改訂
(2)持続的成長(サステナブル経営)とガバナンス
2 本来のコーポレート・ガバナンスの取組みの意義・目的
3 経営トップは「コーポレート・ガバナンス」の取組みの目的をどう考えるべきか
4 CGコードへの取組みの意義・目的をどう位置づけるべきか
第2 取締役会を巡る見直し課題
1 取締役会の機能・役割は、法改正・CGコードを踏まえてどう変化したか
2 具体的な検討項目
(1)取締役会の付議基準の見直し
(2)モニタリング型の取締役会と他の会議体との関係
(3)取締役会の実効性評価の意義と運用
(4)取締役会について事務局が果たすべき機能と役割
第3 役員候補者の選任・育成等と検討課題
1 指名委員会の設置時の運用のポイント
2 サクセッションプラン(後継者育成)の充実と実務上の工夫
3 スキルマトリックスの作成の意義をどう経営に活かすか
第4 役員報酬を巡る議論と検討課題
1 業績連動型報酬の運用と課題
2 株式報酬の活用と課題
3 報酬委員会の設置・運用の課題
第5 内部統制・監査体制の整備と検討課題
1 内部統制についての議論の進展とその背景
2 取締役等の監視監督責任と内部統制の整備への取組み
3 監査役員と経営トップの連携による監査機能の強化
第6 グループ・ガバナンスと検討課題
1 グループ経営を巡る親会社の代表取締役・担当取締役の職責
2 グループ内部統制と親会社の取締役会・監査役員の職責
3 グループ内部通報制度の整備・運用と課題
第6 グループ・ガバナンスと検討課題
1 グループ経営を巡る親会社の代表取締役・担当取締役の職責
2 グループ内部統制と親会社の取締役会・監査役員の職責
3 グループ内部通報制度の整備・運用と課題
第7 役員責任を巡る近時の事例と経営トップのリスクマネジメント
1 近時の企業不祥事と役員責任の追及事例
2 取締役等の責任を巡る議論と検討課題
(1)取締役等の善管注意義務が問題となる場面と留意点
(2)経営判断原則と判断枠組み
(3)内部統制システムの整備・運用の懈怠と責任追及
(4)有価証券報告書等の虚偽記載と取締役等の責任
(5)D&O保険の補償の範囲と限界(会社補償の意義)
参加対象
社長・会長・取締役・執行役 等
お問い合わせ先
一般財団法人 産業経理協会
住所:東京都千代田区神田淡路町1‐15‐6
電話:03‐3253‐0361