外部セミナー
「近時の企業不祥事とリスクマネジメントの最新の検討課題 ― 有事対応への備えと会社役員・経営幹部の職責 ―」
- 開催日時
令和元年2月18日(火)14:35~15:55
- 主催団体
- 講師
- 弁護士 村中 徹
- 受講料
26,400円(税込)(非賛助会員1名につき)
24,200円(税込)(当協会普通賛助会員1名につき)
23,100円(税込)(当協会正賛助会員1名につき)
22,000円(税込)(当協会特別賛助会員1名につき)
概要
リスクマネジメントの有用性が唱えられて久しいものの、企業の不祥事は経営環境の変化に応じて日々発生しており、これが絶えることはありません。潜在するリスクを把握し、これを未然に防止するためにも、最新の議論等を踏まえつつ問題点を整理し、自社の取組状況を検証することが必須の課題となります。
本セミナーでは、近時の企業不祥事を踏まえたリスクマネジメントの論点を整理し、会社役員・経営幹部が取り組むべき経営管理の課題を検討します。近時のリスク事象の変化、取組課題の広がりなど、実務上参考となる知見を得る格好の機会であり、奮ってのご参加を賜りたくご案内申し上げます。
第1 近時の企業不祥事を踏まえたリスクマネジメントの論点
1 近時の企業不祥事とリスクマネジメント
2 攻め・守りのガバナンスとリスクマネジメント
3 リスクマネジメントの対象の変化・広がり
4 リスクマネジメントにかかる執行責任と監視監督責任
5 過剰なリスク統制の見直しと補完・代替する取組の検討
第2 平時のリスクマネジメントと役員等の職責
1 不祥事予防のプリンシプル(東証)の制定の意義
2 内部統制の整備・運用に際しての着眼点の整理
3 グループ内部統制への取組
4 リスクの発見・把握のための統制の検証
第3 有事のリスクマネジメントと役員等の職責
1 不祥事対応のプリンシプル(東証)の制定の意義
2 事実等の調査の主体(調査委員会の設置の要否等)
3 事実調査の方法
4 危機管理広報とマスコミ対応
第4 リスクマネジメントの検討課題(各論)
1 内部通報制度の整備・運用とリスクマネジメント
2 海外子会社における有事対応のリスクマネジメント
3 独占禁止法にかかるリスクマネジメント
4 サプライチェーンとリスクマネジメント
5 リスクマネジメントを巡るさらなる課題(AIガバナンス、IT統制等)
お問い合わせ先
一般財団法人 産業経理協会
住所:東京都千代田区神田淡路町1-15-6
電話:03-3253-0361