外部セミナー
「ビジネスにおけるAI利活用の実態と誤解~AI利活用を経営課題とする経営者への警鐘~」
- 開催日時
令和元年10月31日(木)14:00〜17:00
- 主催団体
- 会場
グリンヒルビル セミナールーム(3階・4階)
東京都中央区日本橋茅場町1-10-8
- 受講料
費用/35,300円 (お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)
概要
事業におけるAI(人工知能)の利活用を経営課題に掲げる企業が増えてきましたが、実態としては、その大半は業務の「効率化」というプログラムによる自動化と大差のない利活用であって、第4次産業革命として掲げる「高度化」を引き起こすようなものではありません。
また、多くの企業においては、AIの機械学習の前提となるデータの収集や取得の段階で法務部門やコンプライアンス部門が適時にサポートができていないため、機械学習に利用できない「死んだデータ」ばかりが集積しており、また、安易なAI開発によってビジネスにおける重大なリスクを抱えていることも認識されていないように思われます。
本講では、様々な規模の企業に対してAI利活用のサポートをしている弁護士が、AI利活用の実例を紹介しながら、企業の抱いているAIに対する誤解を解きほぐし、第4次産業革命を引き起こす真のAI利活用に必要なビジネスの視点と法務としての準備の重要性について解説します。
1.AIの威力
(1)ビッグデータ・AIの何がイノベーションを生むのか (データは第二の石油)
(2)真のデータビジネスとは(データはサービスの手段か目的か)
2.AI利活用のビジネス実務
(1)AIの利用の実例の紹介(効率化と高度化の違い)
(2)ビジネスにおけるAIの導入に関する検討の視点(データ資産の評価)
3.AI利活用の法務
(1)ビッグデータは誰のものなのか
(2)データをAIによる機械学習に利活用するためのリーガルな事前準備
(3)個人情報を含むビッグデータの取扱いにおける留意点(AIを用いたプロファイリングの留意点-内定辞退率の予測サービス問題の事例を参考に)
※録音・ビデオ撮影はご遠慮ください。