外部セミナー
「DX時代のサイバー攻撃の変容を受けた個人情報の管理・セキュリティ体制の構築」
- 開催日時
令和3年11月29日(月)13:00~16:30
(途中1回コーヒーブレイクをお取りします)
- 主催団体
一般社団法人 産業経理協会
- 会場
経団連会館 5階 会議室
本セミナーはオンラインでのご参加も可能でございます。
- 受講料
26,400円(非賛助会員1名につき)
24,200円(当協会普通賛助会員1名につき)
23,100円(当協会正賛助会員1名につき)
22,000円(当協会特別賛助会員1名につき)
概要
デジタル・トランスフォーメーション(DX)の潮流を受け、企業においては、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、あるいはビジネスモデルを変革し、競争上の優位性確立を図るために、データとデジタル技術の積極的活用が進んでいますが、その一方では、企業の情報資産がサイバー攻撃のターゲットとなるという大きな問題が生じています。実際に情報セキュリティの甘い企業がランサムウェアを利用したサイバー攻撃によって身代金を要求される事例が急増している状況下では、情報管理・セキュリティ体制への対処への遅れによって、会社役員は、身代金を支払うか否かを巡って社会的非難と事業継続の板挟みに陥り、善管注意義務違反を問われるリスクをも背負うことになります。
本セミナーでは、最近のサイバー攻撃の事例を踏まえて、DXの進展によってサイバー攻撃がどのように変容してきたのか、またそれに対処するために、企業にはどのような組織体制を構築していくことが求められるのかについて、具体的に整理します。
企業の経営トップ層の皆様が、DXの真の意味を理解し、情報管理体制の見直しの視点を整理するための格好の機会となりますので、奮ってご参加賜りますようご案内申し上げます。
【講義内容】
第1 従来型のサイバーリスクからの変容
1 最近のサイバー攻撃の対象・手法の変容
2 漏洩事故による信用失墜に対するリスク評価の変容
3 社内ネットワークへの侵入経路の多様化
4 ランサムウェア(二重の脅迫)に対する危機対応
5 身代金の支払による法的責任
第2 データに対する法規制の動向
1 グローバルなデータ規制の動向の概観
2 DXにおける掲げられるフェーたの経営戦略への活用の意味
3 DXにおける個人データの重要性とプロファイリング
4 就職情報サイトにおける内定辞退率の提供の問題点
5 令和2年度個人情報保護法の改正による新たなグレーゾーン
第3 情報管理体制の見直しの視点
1 DX時代における企業のプライバシー・ガバナンス
2 データの活用によるビジネス機会とリスク
3 これからの情報管理・セキュリティ体制の構築のポイント