概要

研修委員会では、「同一労働同一賃金対応の実務」を統一のテーマとした研修を支部ごとに開催いたします。

それぞれの支部の開催日時・場所等の詳細は下記のとおりです。諸事お繰り合わせのうえご出席ください。

【テーマ】

　同一労働同一賃金対応の実務～2つの最高裁判決後の下級審判決の動向をふまえて～

　2018年に同一労働同一賃金を含む「働き方改革関連法」が成立し、厚生労働省からも「同一労働同一賃金ガイドライン」が策定され、いよいよ2020年4月1日から施行されます。

　しかしながら、実際の実務においては、ガイドラインの想定するような雇用形態にかかわらず全く同一の業務に従事している例は限られており、また明記されていない類型の手当や退職金の取扱いの差異等に関して、どのように評価されるかは明確にされていないため、多数の事業主が施行に向けた具体的な対応に未だ取り組めていないと思われます。

　本講では、いわゆる同一労働同一賃金を巡る2つの最高裁判決(ハマキョウレックス事件・長澤運輸事件)の後に、その枠組みの下で判断された多数の下級審判決を分析し、裁判実務の考え方に基づいて施行前に対処すべきポイントを整理して、事業主に的確な助言を行うための実務的な視点について解説します。

申込み方法

参加希望者は、大阪府社会保険労務士会HPの研修申込フォーム(注)でお申し込みください。

(FAX、Eメールでも申し込むことができます。メールでのお申込みの場合は、研修名・開催日・会員番号・所属支部・氏名・緊急連絡先(携帯電話番号)をお知らせください。)

(注)http://www.sr-osaka.jpで「会員のページ」にログインして申し込んでください。

lDは「sr●●●●」(●●●●は会員番号)、パスワードは生年月日「YYYYMMDD」(YYYY:西暦年、MM:月、DD:日)です。

※申込締切日は、支部ごとに違いますのでご注意ください。

講師

• 

  弁護士・公認システム監査人

  福本　洋一

  Yoichi Fukumoto

• 

  弁護士

  毒島　光志

  Koji Busujima